RUTH LOWEについてABOUT RUTH LOWE
はじまりは一軒家のカフェ
1992年6月、札幌・藻岩山の麓にRUTH LOWEは誕生しました。
ヨーロッパの街角にあるような赤いレンガのファサードと白樺の木をぐるりと囲んだ大きなテラス。
英国製のアンティークの椅子にモダンジャズ。
メニューは、フランスのお惣菜キッシュ、イングリッシュスコーン、BLTサンドイッチやパリ風にんじんサラダなどの軽い欧風料理。ヨーロッパに暮らしているような香りを届けたい。そんな気持ちでいっぱいのスタートでした。
当時では斬新な提案が女性の心をつかみました。でもそんな中、お客様から「もっと食事のメニューはないの」という声があちらこちらから聞かれるようになりました。
北海道食材とヨーロッパ料理
あれから20余年、私たちはお客様の声とともに、少しずつもっとおいしく、もっと楽しい食事を提案するお店へと変化させてきました。
それは、ヨーロッパの気候・風土とよく似ている北海道には大自然が育んだ新鮮な野菜、魚介、肉、牛乳、バターなどの良質の食材があり、ヨーロッパの料理ととてもよく合うからです。
RUTH LOWEではあまり贅沢な食材は使っていません。でもおいしい食材にはこだわり続けています。広大な北海道はおいしい産地と旬が少しずつ変わっていきます。その産地と旬の組み合わせを厳選しながらいちばんおいしい一皿をお届けしています。
おいしさは心を込めるからこそ生まれるもの。パスタソースやグラタンソース、毎朝焼きあげるパン、自家製デザートにいたるまでひとつひとつ丁寧に 作り上げ出来たてをお客様のテーブルへお届けしています。
温かさのある落ち着いた空間に、ヨーロッパの気分をのせて、ゆっくりとRUTH LOWEをお楽しみください。
お店の空間
お店のデザインもRUTH LOWEにとってはおいしさを提案することと同じくらい大切な要素と考えています。
落ち着けること、温もりがあること、ヨーロッパの雰囲気があること。この三つをテーマに装飾はあまり華美にならないクラシックなデザインにモダンのエッセンスを取り入れた仕上がりになっています。
天井にとどきそうな大きな棚もお店の大事な要素のひとつです。
棚の中にはガラス瓶やカゴ、ハーブのポット、スパイスのビン、陶器、テラコッタ、洋書、楽器などヨーロッパや日本で集めた優しいお気に入りの雑貨がいっぱい並んでいます。空間づくりだけでは表現しきれないヨーロッパの雰囲気をお伝えするための素敵なフォルムの小物たちです。
ファサードに使っている特注で焼いた江別の赤レンガや木、ガラス、石、鉄、真鍮など天然や天然に近い素材の質感を多用して素材本来が持つ風合いが醸し出す温もりのある雰囲気を大切にしています。
店内の壁や什器は白色で統一されています。それは、繊細な一皿の料理が空間をきれいに彩り、いちばん映える大切な要素と考えたからです。
安心・安全
良質でおいしい食材は、北海道産であればできる限り生産地に赴き、生産者の方々とお会いして理解を深めてから選定しています。その他の食材の提供者である仕入れ先とは確かな信頼関係を構築し、責任者の検査による食材の最終確認を行ってから納入しています。
店内では品質を保つための冷蔵庫、冷凍庫の温度チェック、食材の調理段階における包丁、まな板などの使い分け、消費期限や仕込み日時の管理など、各店舗の食品衛生責任者のもとマニュアルによる徹底した管理を行っています。外部組織による衛生チェック、品質の検査などを抜き打ちで実施し、厳しく評価、指導を行っています。
安心、安全はお子様からご年配のかたまで、家族みんなでおいしく、楽しく召し上がっていただくための「原点」と考えお店で働くひとりひとりが心がけ徹底しています。